2008年11月14日

◆与謝娘酒造 (京都)与謝娘 大江山 赤鬼の酒

Aries♪今日のお酒
与謝娘酒造 (京都)与謝娘 大江山 赤鬼の酒


カップに、むかし丹波の大江山 鬼ども多くこもりいて と書かれてます(o^。^o)

甘みと柔らかいコクのある味わいです。
すっきりした後口で、好みのお酒です。

 原料:米、米麹、醸造アルコール
 アルコール度:15.0~16.0%
 容量:180ml


 
 










 泣いた赤鬼

山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。赤鬼は、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」
と書いた、立て札を立てました。

けれども、人間は疑って、誰一人遊びにきませんでした。赤鬼は悲しみ、信用してもらえないことをくやしがり、おしまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。そこへ、友達の青鬼が訪ねて来ました。青鬼は、わけを聞いて、赤鬼のために次のようなことを考えてやりました。

青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。そうすれば、人間たちにも、赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう、と言うのでした。しかし、それでは青鬼にすまない、としぶる赤鬼を、青鬼は、無理やり引っ張って、村へ出かけて行きました。

計画は成功して、村の人たちは、安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになりました。毎日、毎日、村から山へ、三人、五人と連れ立って、出かけて来ました。こうして、赤鬼には人間の友達ができました。赤鬼は、とても喜びました。しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。それは、あの日から訪ねて来なくなった、青鬼のことでした。

ある日、赤鬼は、青鬼の家を訪ねてみました。青鬼の家は、戸が、かたく、しまっていました。ふと、気がつくと、戸のわきには、貼り紙がしてありました。そして、それに、何か、字が書かれていました。

「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」

赤鬼は、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと、なみだを流して泣きました。


青鬼さんの事は、心の中でずっと忘れられない大切な友達でいたいと思った私です。
Posted by Harumi Aries♪ at 21:09│Comments(2)TrackBack(0)お酒

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この記事へのコメント
★こんばんは~。

そうか、この酒は赤鬼の涙やってんね・・・。
チョイ、辛口かな?

ほな
Posted by 水鏡サ at 2008年11月14日 22:16
水鏡サさんへ
 
 >この酒は赤鬼の涙

 ナイスな表現ですね!
そうかもしれない、深い味わいを感じました。
Posted by Harumi Aries♪ at 2008年11月14日 22:25